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只今、紅はるか熟成中!

こんにちは。

焼き芋専門店紅茶房、店主 ひでこです。

 

今、紅茶房のさつまいもルームでは、
秋に収穫した紅はるかたちが、貯蔵庫でスヤスヤとおやすみしております。

 

 

かなりイイ感じに熟成が進みつつ、

順番に美味しい焼き芋さんになる日を待っております。

 

 

ところで皆さまは、

さつまいもがメロンやバナナの様に『追熟』することをご存知でしょうか。

 

 

さつまいも収穫シーズンになると、

秋の味覚として、あちこちで焼き芋を見かけるようになります。

 

 

ところが、

初秋の収穫したての新芋のシーズン🟰完熟したさつまいも食べ頃の季節ではないのです⁉

収穫した段階から、さつまいもさん達は熟成時期に、突入しましす。

 

 


収穫直後が美味しい新米とは違い、さつまいもは採れたてほやほやは、

実は食べ頃ではないなんて、

私も初めて知った時は

 

 

なんで⁇と思いました。

 

 


そうは言っても、

秋になるとやはりホカホカの焼き芋がたべたくなってしまいますよね。
そこで、フレッシュな新芋シーズン、

初秋に美味しい焼き芋を作るための追熟ワンポイントアドバイスです!

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーでさつまいもを購入するときは、

なるべく土付きのお芋を選びます

(土がついていなくても大丈夫ですが、土付きの方が断然日持ちが良くなります)

 

 

 

談ですが、

レンコンやゴボウなども同じで、私は根菜は土付きを好んで使っています。

 

 


さつまいもの追熟方法は簡単です。
古新聞などにくるんで、直射日光の当たらない、

北側のベランダの籠に放り込んでおきましょう。

 

 

すると、

さつまいもの主成分のデンプンが、ショ糖(甘みの元)に変わり、時間と共に甘み成分が増えていきます。

 

 


温度は15度くらいを目安。

初秋のまだ気温の高い季節は、茎や葉が出てきてしまわないように気をつけます。

 

 

茎や葉が出てきてしまったら、

手でポキッと取り外してください。お芋が硬い間は、茎や葉を外して、そのまま食べても問題ありません。

 

 

 

熟成期間は、少なくとも2〜3週間。

外からの見た目では、皮の赤紫が鮮やかな赤みが増すので目安にしてください。

 

 


秋も終わりに近づき、最低気温が15度を下回ると、

寒がりのさつまいもは痛んでしまうので、その頃になったら屋内に取り込んであげましょう。

 

 

私の個人的おすすめとしては、1月か2月くらいからが、

甘みと旨みがしっかりのって美味しさ倍増するように感じます。

 

 

 

さらに。。。

 

 


春になると、さつまいも以外にイチゴやブルーベリーなどたくさんの春の旬の食材が出てきますが、

さつまいもはこの辺りの季節からが美味さの勝負⁉ではないでしょうか。

 

 

実は、

八百屋さんに並ぶさつまいもさん達は、

冬の間に15度ほどの専用貯蔵庫てしっかり熟成を経て、店先にならんでいたのです。

 

 

キラキラと輝く鮮やかなイチゴさん達で、

すっかり注目されなくなった頃、完熟さつまいもシーズンがはじまるのです。
次の春には、ぜひ春の完熟焼き芋もお試しくださいませ。