造園・施工集

和の伝統の中にも新たな感性を吹き込む庭づくり

施主との打ち合わせの中で、エビネや東洋ランの収集をされており、植物の造形が深く、山の中の雰囲気が好きとのこと。
もともとは、30トンほどの石がごろごろした庭でしたので、それを精査し、アプローチも固まる土(自然素材)を使って門から玄関までを穏やかなアプローチとし、石のテーブルやイスのある広場への道をつくりました。
まるで森の中を散策しているような雰囲気で、ご自身で育てられていたシュンランやエピネ、カンアオイも季節になると顔をだし、存在感を表します。広場の周りでは、趣味の野菜づくりや様々な果実(杏、ウメ、柑橘系、キウイ、ボボー)も収穫できます。