庭と植物のコト

第1回|庭木の葉が変!枯れた?と思ったら、まず見てほしいポイント

庭木を眺めていて、

「なんだか葉の色がおかしい」
「この枝だけ、早く紅葉している」
「春は元気だったのに、急に葉が落ちてきた」

そんな変化に気づいたことはありませんか?

庭木の葉の変化は、単なる季節の移り変わりとは限りません。

水不足、根の状態、土壌、病害虫など、樹木が置かれている環境に何か問題が起きているサインかもしれません。

まずは「いつから変化したのか」を見る

庭木の葉色が変わったとき、まず確認したいのが、

「何月から、その変化が始まったのか」

ということです。

春には新芽が出て、夏には葉を茂らせ、秋には紅葉する。

そんな本来の季節とは違う時期に葉色が変わった場合は、少し注意して見てあげる必要があります。

春、新芽が出てこない

例えばイロハモミジ。

春先になると、柔らかな黄緑色の新芽が出てきます。

ところが、本来なら芽吹く時期なのに新芽が出てこない。

これは、枝や根などに大きなダメージを受けている可能性があります。

春の芽吹きは、樹木の健康状態を見る大切なサインの一つです。

季節外れの紅葉は、樹木からのSOSかもしれません

イロハモミジなどで、秋にはまだ早い時期なのに、一枝だけ真っ赤になっている。

一見すると、「今年は早い紅葉なのかな」と思ってしまいます。

でも、これはきれいな紅葉ではなく、その枝に何らかの強いストレスがかかっているサインかもしれません。

特に、春先には柔らかな新緑がしっかり出ていたのに、夏になる前に一本の枝だけが赤くなり、その後落葉してしまった。

そんな場合には、枝の中で何かが起きていないか、一度確認してみる必要があります。

葉の変化を見逃さない

庭木は、「ここが悪い」と言葉で教えてくれません。

でも、

  • 新芽が出てこない
  • 一枝だけ季節外れに赤くなる
  • 葉の色が急に薄くなる
  • 葉が早く落ちる

といった変化で、私たちに小さなサインを出しています。

「なんか変だな」と思ったときに、立ち止まって植物を見ること。

それが、庭木を守る第一歩です。

次回は、こうした葉の変化の原因として見逃せない、カミキリムシの食害や夏の水分ストレスについて、もう少し詳しくご紹介します。